カフェ・サンラファエルさまの入り口
カフェ・サンラファエルさま

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日 時: 2018年8月11日(土) 13:00~15:00

場 所: カフェ・サンラファエル

    (名古屋市西区名駅2-11-8 ファーストビル大樹1階)

     地下鉄「名古屋駅」1番出口より北へ徒歩5分

テーマ: 世界観とは?

進 行: 羽根田治

参加費: 飲食代実費(440円~)

定 員: 13名

申 込: おかげさまで、定員に達することができましたので、先ほどキャンセル待ちを含め

     事前申し込みの受け付けは終了しました。

 

お申込みがない方も席に余裕がある範囲で先着順でお受けします。お早めにいらしてください。

 

《ご案内》

私たちは本や映画などで、経験したことのない表現に出会った時、
世界観というものを感じることがあります。
その時、私たちは何を感じているのでしょうか?
それは作品の世界や作者の見方なのでしょうか?
初めての方でも歓迎です。
「世界観」について考える時間を持ってみませんか。

―開催報告―

なごテツ 第31回 哲学カフェ

《世界観とは?》

日時: 2018年8月11日(土) 13:0015:00

会場: カフェ・サンラファエル(名古屋駅東口)

進行役: 羽根田治 

 

以下に発言内容の一部を紹介します。

 

 今回のテーマは「世界観」です。

参加者も多い中で活発に意見が交わされました。

さて、発言の一部を紹介します。

 

・中世だと天動説と自動説という世界観。ローマ時代はローマを中心とした世界観があった。

・ある程度物事を俯瞰してみている見方が世界観ではないか。

・人は普通、自分の色眼鏡で世界をみているが、他の人と自分の見方が違うと気付いた時に

 世界観を意識することになる。

・インスタグラムのように言葉や写真を通して、その人独自の物の見方のフィルターを通した世界を表現する。

 それらを見るとその人の世界観が見える。

・主観的な現状認識の世界観、客観的な現状認識の世界観、主観的な世界はこうあるべきだとする

 世界観、客観的な世界はこうあるべきだという世界観がある。

・世界観を抜きにしての世界はない。

・個人の認識によってその人の世界が成り立っている。

・人は世界のすべてを知っているけでないが、一部しか知らないのに、それを全てとして見ている。

・世界観は自分が世界をどのように見ているかということ。  優れた個人の世界観がどんどん広がっていく。

・世界観同士が競合している  地動説よりも天動説が支持を得たニーズがあるもの、

 生命力があるものが広がっていく

・どんな場所で話すか、その場によって世界観の生命力が変わる

・主観的な世界は競合しない、客観的な世界観はケンカになる。

・客観的な世界観と主観的な世界観があり、客観的な世界観は普段は意識できない。  

 資本主義の世界観といっても普段は意識しない

・客観的なものの受け取り方が世界観ではないのか

・一人の人のなかにもいろいろな見方があるなかで客観的な世界観が作られている。  

 客観的とは、私が今考えている考えていることを否定してみることで別の考えをしている自分ができるので、

 そこから元の考えを正しいかどうかを考えることで客観的にみることができる。

・本人から、漏れ出てくるものが世界観。無自覚でダダ漏れしてくるもの。

・自分の中に複数の世界観がある。

・科学的な物の見方と神話的な物の見方も人によっては同じくらいの確からしさを持つ。  

 科学を信じていれば科学の持つ世界観に従う。

・自分の中に複数の世界観が存在して、今時点で考えているのが主観的な世界観。

・世界観は個人的なものだが、それが他の人から支持されるようになると皆に共有される世界観になる

・時代に合わせて変わっていくのが世界観。

・自分以外の意見が知れることで世界観が広がった

・世界観があるとそれによって世界が広くなったり狭くなったりする。

 自分のこだわり過ぎている世界観によって自分が閉じ込められる。

・世界観とはゲームのルールではないか  サッカーではボールを手に持つことは考えられない。

 野球とサッカーがどちらが正しいかは意味がない  どちらが好きかだけ  

 ゲームに入ってしまえば他のゲームのことは考えない。  

 ゲームを選べれば良いがゲームに引きずり込まれてしまう。

・世界観という言葉あ広く使われすぎている。  意見と世界観は違う

・ルールが世界観を作るのではないか。

・優れた世界観は世界を作る、枠組みを作り出すので、それを元にして様々なしくみが作られる。

 ここで対話は終了。

 今回は世界観という言葉を探るような展開で、いつにも増して発言の多い回となりました。 以上

 

(作成: なごテツ世話人 水野生惠、荒井豊)


コメント: 1
  • #1

    からす (金曜日, 17 8月 2018 19:05)

    世界観とは?
    考え方や価値観と世界観はなにが違うのだろう?
    考え方は人それぞれだから世界観も人それぞれ
    そんな気もするがそれなら考え方でよいのでは?
    価値観についても同様に思います
    世界観と言うからには世界を感じさせる必要がある
    考え方の違いをいちいち世界観の違いとすることには抵抗を感じてしまう
    本や映画あれば「世界観を感じる」は誉め言葉だと思う
    それならば誰もが世界観を持っていることと矛盾するのではないのか?
    矛盾まではいかないが違和感は感じてしまう
    わたしにとって世界観は少し特別なことのようでした。

第31回 哲学カフェ

世界観とは?

2018年8月11日(土)

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