第55回 哲学カフェ

【なつかしいとは】

2023年9月9日(土)

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カフェ・サンラファエルさまの入り口
カフェ・サンラファエルさま

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日 時: 2023年9月9日(土) 13:00~15:00

場 所: カフェ・サンラファエル

    (名古屋市西区名駅2-11-8 ファーストビル大樹1階)

     地下鉄「名古屋駅」1番出口より北へ徒歩5分

テーマ: なつかしいとは

進 行: 寺井 哲治

参加費: 飲食代実費(440円~)

定 員: 15名

申 込: 受付終了

《ご案内》

 なつかしいという言葉が浮かび上がる時、その人の心は落ち着いているでしょう。

そして、過去に経験したことが苦しいことであれ、楽しいことであれ写真のように見える。

なつかしいという言葉から、

人が感じること、考えることがどのような形になっているのかを考えたいと思います。

 

初めての方も歓迎です、どうぞお気軽にご参加ください。

 主催:   なごテツ(https://nagotetsu.jimdo.com/)

共催:   カフェフィロ(http://cafephilo.jp/)



 

テーマ「なつかしいとは」

今回は、いつもオンラインで活躍されている寺井さんがリアルでの定例会に進行役としての参加です。

テーマは「なつかしいとは」。

寺井さんとリアルで哲学カフェやっていたころを思い出すとなつかしいという思いが浮かんできます。

いいテーマですね。

また、オンラインで参加していた方にも足を運んでいただけました。

(お土産までいただき、ありがとうございました)

さて、定例会の感想はいかがだったのでしょうか。

 

 以下に、発言からいくつかご紹介します。

 

・嫌なことはなつかしいとは思わない

・苦しい時にもらった言葉が懐かしく思い出されるが言った相手は何も思っていない

・いいイメージがある場合、ポジティブな記憶としてあるものは懐かしくなる

・昔遊んでたおもちゃが懐かしく思い出される

・ ネガティブな出来事もなつかしい-あの苦しい経験も皆で乗り越えた

・親が介護状態で、若くて元気だったころが懐かしく思える

・懐かしいことには戻れない寂しさが入っているのではないか

・当時の感じた感情を追体験しているような感じ

・若い人と年配の方では懐かしいとおもう比率が違う、

 若い人は過去が少ないので懐かしいと思うことが少ない

・懐かしいと考えたり感じたりする時にどこを強く感じるか、嬉しいとか楽しい。

・プラスの気持ちはふわふわしている時にあるが、マイナスの気持ちは突然やってくる

・昔通っていた中学校の前を通りかかった時、中学生だった自分が友達と話していたことや、なんでもない

 ような日々が懐かしいと感じる

・教育実習で縁もゆかりもない学校で実習を行ったが、何か懐かしいきもちになった。

・自分の過去を思い出して思うと、懐かしいイメージを彷彿させる場合は、近しい経験をしたものに懐かし

 いと思う。

・みんなで見た場合に懐かしいと思う。

・始めての経験や人との関係性が作られたこと

・若いときの感覚が懐かしいと思う。(80年台は時代が元気だった、若い頃に戻される)

・自分の経験で、あるものが懐かしいと認定された(夕日を見ると懐かしい)

・自分の感情が懐かしいというものであることがわかった(懐かしいという言葉のタグがついた)

・毎日,状況は変わるのでそれに対応していかなければならないので,懐かしいといっている余裕はない。 ・懐かしさは作られる、ビジネスによって作られてきたもの

・断裂があったものについて懐かしさを感じる

・懐かしさポイント:個人的記憶

・集合的記憶

・未来に向けての懐かさ

・人から大切にされた思い出

・断絶的なもの

・今の日本が懐かしいを好む状態になっている,

 

などなど、対話は続きましたが、ここらへんでお開きとさせていただきます。 

  

(作成: なごテツ世話人 荒井)


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